教皇、ロシア訪問の用意 正教会トップと再会談

ローマ教皇フランシスコ(ロイター=共同)、ロシア正教会のキリル総主教(タス=共同)

 【ローマ教皇特別機、共同】ローマ教皇フランシスコは6日、キリスト教東方正教会で最大勢力を誇るロシア正教会の最高位キリル総主教と再会談する意向を示した。具体的な時期や場所には言及しなかったが、モスクワを訪問する用意は常にあるとも述べた。実現すれば歴代教皇で初のロシア訪問となる。

 キプロスとギリシャ歴訪を終え、ローマに戻る機中の記者会見で質問に答えた。教皇は「よく知らないが、キリル総主教はフィンランドに行くかもしれない」とも言及。会談場所がフィンランドかモスクワになるかは明らかにしなかった。時期については「そう遠くない」と述べた。


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