習主席「宗教界に愛国主義を」 会議で統制強調

中国の習近平国家主席(新華社=共同)

 【北京共同】中国の習近平国家主席は3〜4日に北京で開いた宗教管理に関する会議で、「宗教界で愛国主義や社会主義教育を進め、共産党史の学習を強化しなければならない」と述べた。宗教を社会主義に「適応」させる必要性も強調した。新華社電が4日伝えた。

 習氏は、宗教関係者や信者に「偉大な祖国や中華民族、党」を認める気持ちを持たせなければならないと主張。「社会主義現代化強国」実現のため、信仰を持つ人々と広範な国民を「組織し、導く」とした。法や規則により、宗教活動への管理を強める考えも示した。


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