バイデン米大統領が風邪 コロナ否定、しゃがれ声

3日、米ホワイトハウスで、記者会見の際にせき込むバイデン大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領(79)は3日、ホワイトハウスで演説した際にしゃがれ声で話し、何度もせき込んだ。質疑応答で記者団から「声がいつもと違うようだ」と健康状態を問われ「風邪をひいた1歳半の孫がいて、おじいちゃんにキスをするのが好きなんだ。ただの風邪だ」と応じ、新型コロナウイルス感染を否定した。

 米国では軍最高司令官を兼ねる大統領の健康状態に関心が強いが、バイデン氏の場合は高齢のため注目度が一層高い。

 今回の風邪についてホワイトハウスの主治医は声明で「今週、鼻づまりがひどくなり声にも影響が出ている。喉がいがいがしていると感じている」と説明した。


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