2021年12月3日 18:54 | 無料公開
長崎市で始まった、東京電力福島第1原発事故の教訓や復興状況を伝える特別展=3日午後
東京電力福島第1原発事故の教訓や復興状況を伝える「長崎特別展」が3日、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で始まった。福島県双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」が主催し入場無料。19日まで。
長崎大の被ばく医療の専門家らは、原発事故直後から現地での支援を開始。震災から3月で10年がたった今も活動や交流を続けている縁などから、特別展が実現した。
止まったままの時計や津波被害を伝える写真パネル、事故対応の経過が書かれたオフサイトセンター(大熊町)のホワイトボードのレプリカなど約80点を展示。避難を呼び掛ける川内村の防災無線の音声も流れている。