最高賞にコロナ禍での弔い 15日から報道写真展

2021年の東京写真記者協会賞グランプリに選ばれた、朝日新聞の「触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い」(4枚組みの1枚)

 東京写真記者協会(新聞、通信、放送など36社加盟)は2日、この1年の優れた報道写真に贈る各賞を発表し、朝日新聞の「触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い」(組み写真)が協会賞グランプリを受賞した。死後に新型コロナウイルス感染が判明した高齢男性と、対面での別れが実現した家族を取材した。

 受賞作品を含む約300点の写真は「2021年報道写真展」で展示される。開催期間と場所は12月15〜24日が日本橋三越本店(東京都中央区)、12月26日〜来年1月3日が静岡伊勢丹(静岡市、元日は休業)、1月8日〜4月17日が日本新聞博物館(横浜市中区、休館日を除く)。


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