静岡・川勝知事、また問題発言 女性蔑視指摘に「不適切」と謝罪

不適切発言について謝罪し、記者会見する静岡県の川勝平太知事=2日午後、静岡県庁

 静岡県の川勝平太知事は2日の記者会見で、6月の知事選での演説で女性蔑視ともとれる発言をしたとして「不適切だった」と謝罪。10月にも、同県御殿場市には「コシヒカリしかない」と発言、11月に県議会が辞職勧告決議案を可決している。

 川勝氏は6月に同県富士市で開かれた集会で、自身が学長を務めた静岡文化芸術大の女子学生に関し「11倍の倍率を通ってきたのでみんなきれい」「顔のきれいな子はあまり賢いことを言わないと、何となくきれいになる」などと発言。一部メディアが「容姿と知性を結びつけた問題発言」と報じた。

 川勝氏は2日の会見で意図を問われ、陳謝し辞職は否定した。


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