大阪のGPファイナル中止へ フィギュア、新変異株の影響

2019年のグランプリ・ファイナル男子表彰式。左から2位の羽生結弦、優勝したネーサン・チェン、3位のケビン・エイモズ=トリノ(共同)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(9〜11日・大阪)が新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の影響で中止となることが2日、関係者への取材で分かった。日本政府が11月29日に全世界を対象に外国人の入国禁止を決め、日本スケート連盟などが対応を協議していた。

 GPシリーズ全6戦の上位6人、6組で争われるファイナルは男子で世界選手権3連覇のネーサン・チェン(米国)、女子で世界最高得点を連発する15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)らが出場し、来年2月の北京冬季五輪の前哨戦として注目を集めていた。


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