米乱射、殺人容疑で男子生徒訴追 死者4人に、動機解明進まず

 【ニューヨーク共同】米中西部ミシガン州オックスフォードの高校で男子生徒(15)が拳銃を乱射した事件で、地元検察当局は1日、男子生徒を第1級殺人やテロの容疑で訴追した。同日新たに別の男子生徒1人が死亡し、死者は4人、負傷者は7人となった。米メディアが伝えた。

 検察は、容疑者は未成年だが成人と同様に扱うとして氏名を公表した。犯行に使われた銃を事件の数日前に購入した父親とともに、母親も銃の保管注意義務を怠ったなどとして刑事訴追を検討している。

 容疑者は警察の調べに黙秘し、動機の解明は進んでいない。警察幹部は「本人の考えを記した日記を入手した」と明らかにした。


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