「侵攻なら代償」とロシアに警告 NATO、ウクライナ巡り

 【ブリュッセル共同】欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)は11月30日〜12月1日、ラトビア・リガで外相理事会を開き、ロシア軍がウクライナ国境に部隊を展開している問題を巡り対応を協議した。ロシアがウクライナを侵攻すれば「高い代償を払うことになる」との認識で一致、経済制裁を科す可能性も示唆した。NATOのストルテンベルグ事務総長が閉幕後の記者会見で述べた。

 NATOはロシア軍がウクライナ国境に部隊を大規模増強させているとして、侵攻を準備しているのではないかと警戒を強めている。AP通信はウクライナ当局の話としてロシア軍約9万人が駐留していると伝えた。


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