国際線の新規予約停止 国交省要請、日本人も対象

 国土交通省は1日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」感染拡大の水際対策として、日本に到着する全ての国際線の新規予約受け付けを12月末まで停止するよう、国内外の航空各社に要請したと明らかにした。全日本空輸と日本航空は1日、要請に沿って予約受け付けを停止した。

 国交省の要請は11月29日付で、海外にいる日本人も対象。予約していなければ原則、年内の帰国ができなくなる。国交省は「感染防止の緊急避難的な予防措置」と説明している。

 年末年始は帰省などで入国者が増えるため、入国者数の制限を徹底する。既に日本便を予約している場合は対象外という。


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