2021年12月1日 18:06 | 無料公開
1日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=113円台半ばで取引された。
午後5時現在は前日比23銭円安ドル高の1ドル=113円41〜43銭。ユーロは40銭円安ユーロ高の1ユーロ=128円61〜65銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が大規模な金融緩和策の縮小加速を検討するとした前日の発言を受け、将来的に米国の金利が上がり日本との差が拡大するという思惑が広がり、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。
ただ新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が経済の正常化に水を差すとの警戒感から、安全な通貨とされる円が買われる場面もあった。