9月の生活保護申請6%増 コロナで雇用悪化が影響か

 厚生労働省は1日、9月の生活保護申請は2万156件で、前年同月比6・1%増えたと発表した。前年同月比増は5カ月連続。9月の受給世帯数は164万1564で、同省によると、2018年1月以降、毎月ベースで見ると最多だった。新型コロナウイルスによる雇用情勢悪化の影響とみられる。9月の受給世帯は、高齢者の単身世帯が約半数を占めた。

 9月から生活保護を受け始めたのは1万7829世帯で前年同月比7・3%増。それ以前から受けている人を含む9月の受給者数は203万8210人で、同0・5%減となった。


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