暴風、高波に警戒を 日本海側と北日本

突風の被害に遭った住宅=1日午前、栃木県真岡市

 急速に発達する低気圧の影響で、西日本から東日本の日本海側や北日本では2日にかけて大荒れの天気、大しけとなる恐れがあるとして、気象庁は1日、暴風、高波に警戒するよう呼び掛けた。

 関東や東北では1日午前、荒れた天気となり、栃木県真岡市では突風によるとみられる被害が発生。車庫や小屋の屋根が飛ばされたほか、コンクリート製の電柱が折れたり、高さ約30メートルの木が倒れたりした。けが人は確認されていない。福島県いわき市では大雨で増水した川の中州に工事作業員3人が一時取り残されたが、無事救助された。

 東・北日本は2日にかけても大気の状態が非常に不安定となる見込み。


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