2021年12月1日 05:01 | 無料公開
マスク姿で働くトレーダー=11月30日、ニューヨーク証券取引所(UPI=共同)
【ニューヨーク共同】11月30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は急落し、前日比652・22ドル安の3万4483・72ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対する懸念と、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め前倒しへの警戒感が重しとなり、売り注文が膨らんだ。
ほぼ全面安の展開となり、下げ幅は一時710ドルを超えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、245・14ポイント安の1万5537・69。