東京円、113円台前半 

 30日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=113円台前半で取引された。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対する警戒感から一時、円高が進み、29日に続いて112円台を付けた。

 午後5時現在は前日比38銭円高ドル安の1ドル=113円18〜19銭。ユーロは30銭円安ユーロ高の1ユーロ=128円21〜25銭。

 朝方は、欧米市場の株価反発を受けて円安ドル高基調となったが、午後に一転。オミクロン株に対する既存ワクチンの有効性が低そうだとの米モデルナ幹部の発言が伝わると、リスク回避姿勢を強めた投資家による円買いドル売りが起きた。


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