2021年11月30日 10:17 | 無料公開
故水木しげるさんの命日に献花する着ぐるみの鬼太郎や地元の商店主ら=30日午前、鳥取県境港市
漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、故水木しげるさんの命日の30日、出身地・鳥取県境港市の「水木しげる記念館」前庭で献花式が行われた。水木さんが生前暮らした東京都調布市と境港市では毎年、命日を「ゲゲゲ忌」と呼んで功績をしのんでいる。
伊達憲太郎市長が献花台に飾られた水木さんの写真に「先生が愛した故郷をそちらの世界から見守ってください」と語り掛け、着ぐるみの鬼太郎や地元の商店主らが花束を手向けた。会場には「鬼太郎を作ってくれてありがとう」などとファンや観光客らがメッセージやイラストを書き込んだボードが並んだ。
水木さんは2015年に93歳で亡くなり今年は七回忌。