冬季ユニバ、新変異株で中止 大規模国際大会で初

 【ジュネーブ共同】国際大学スポーツ連盟(FISU)は29日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の影響で、12月11日にスイスのルツェルンで開幕予定だったユニバーシアード冬季大会を中止すると発表した。オミクロン株急拡大による大規模国際大会の中止決定は初。

 FISUはスイス当局による入国制限や同国内でもオミクロン株とみられる感染が見つかったことを理由に挙げた。大会は新型コロナ禍で今年1月の開催から延期されていた。

 日本選手団は6競技の計76人が代表に選ばれ団長には1998年長野五輪スキージャンプ男子団体金メダリストの原田雅彦氏が決まっていた。


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