イスラエル、全外国人の入国禁止 新変異株の感染拡大で、政府発表

 【エルサレム共同】新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株の拡大を受け、イスラエル政府は27日、全外国人の入国を禁止すると発表した。28日夜から2週間の予定。ロイター通信によると、全外国人の入国禁止措置はイスラエルが初めて。これまではアフリカ南部7カ国のみを入国禁止対象にしていた。

 ベネット首相は「経済を回し、教育を継続することが最優先事項であり、そのために国境管理を強化する」と強調。シャケド内相は地元メディアで「新変異株は既にほとんど世界中にあると仮定できる」と理解を求めた。

 イスラエルではオミクロン株感染が1人確認され、複数の疑い例が報告されている。


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