バルト3国議員団が訪台 総統と会談へ、中国反発も

28日、台湾北部の桃園国際空港に到着したリトアニアの議員ら(中央通信社=共同)

 【台北共同】バルト3国のリトアニアとエストニア、ラトビアの国会議員団が28日、台湾北部の桃園国際空港に到着した。台湾外交部(外務省)によると、議員団は蔡英文総統や蘇貞昌行政院長(首相)らと会談する。一行は来月2、3日に台北で立法院(国会)などの主催で開催される国際フォーラムに出席する。中国が反発するのは確実。

 欧州では覇権主義を強める中国への反発が拡大。リトアニアの首都ビリニュスに18日、「駐リトアニア台湾代表処(代表部に相当)」が設置されるなど、台湾との関係を深めている。

 中国は欧州初の「台湾」の名称を用いた代表処の設置に猛反発している。


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