東京パラ銅の瀬戸が優勝 全日本視覚障害柔道

男子66キロ級で相手を攻める瀬戸勇次郎(右)=講道館

 全日本視覚障害者柔道大会は28日、東京・講道館で行われ、男子66キロ級は東京パラリンピック銅メダルの瀬戸勇次郎がパラ3連覇の実績を持つ藤本聡らを下して優勝した。

 瀬戸は3人の総当たり戦で2連勝。東京パラ代表の座を争った藤本には「東京のメダリストとして負けられない」と大内刈りを決めた。

 パラリンピックの男子柔道はこれまで7階級の体重別で行われたが、2024年パリ大会では全盲と弱視のカテゴリーに分けられ、各4階級での実施に変更。60キロ級か73キロ級への変更を迫られる弱視の瀬戸は「ショックだけど、受け入れてやるしかない」と話した。


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