大学生が被害者支援のアニメ制作 埼玉・川越、支える大切さ

制作したアニメのポスターを持つ小川彩佳さん(左)ら=27日午後、埼玉県越谷市

 埼玉県川越市の尚美学園大でアニメーションなどを専攻する学生が、県警の依頼を受け、犯罪被害者の苦しみや周囲の支えの大切さを伝える18分間のアニメを制作、27日に越谷市の商業施設で試写会を開いた。アニメはユーチューブの県警公式チャンネルで公開。被害者支援の重要性を広く知ってもらうため、心に残る作品を目指した。

 アニメのタイトルは「雲の上はいつも、晴れ」。ある日父親が殺人事件の被害者になってしまった女子高校生が主人公で、その後の葛藤などを描く。人気声優の竹達彩奈さんが主人公の声を担当した。


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