生徒会応援演説頼まれ嫌だった 逮捕の少年が供述

3年の男子生徒が刺殺される事件が起きた愛知県弥富市の市立中学校=24日

 愛知県弥富市の市立中で3年の男子生徒(14)が刺され死亡した事件で、逮捕された同学年の少年(14)が、被害生徒から友人との会話に割り込まれたり、生徒会の選挙で応援演説を頼まれたりしたことなどが「嫌だった」という趣旨の供述をしていることが26日、捜査関係者への取材で分かった。

 事件の直接のきっかけとなるような大きなトラブルは確認されておらず、県警は長期にわたり募らせた複数の不満が一気に噴出した可能性もあるとみて詳しい経緯を調べている。凶器の包丁はネット通販で購入したと説明し、事件2日前の今月22日に手元に届いたとみられる。


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