2021年11月26日 14:07 | 無料公開
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種
デジタル庁は26日、転入者の新型コロナウイルスワクチンの接種歴について、各市区町村が12月中旬から転出元自治体に情報照会できるようにすると発表した。3回目の接種券を円滑に送付できるようにする狙い。現行では、本人の同意がなければ、引っ越し先の自治体へ接種情報を伝えることを認めていなかった。
接種情報は、国が整備し市区町村が管理する「ワクチン接種記録システム(VRS)」に登録されている。デジタル庁は今後システムを改修し、市区町村がVRSにアクセスし、マイナンバーを手がかりに転入者の接種歴を探し出すことを可能にする予定だ。