東証反発、終値は196円高 米長期金利高の懸念和らぐ

 25日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発し、終値は前日比196円62銭高の2万9499円28銭だった。前日に大幅下落の要因となった米長期金利の先高観に対する懸念がいったん和らいで、割安感のある銘柄に買い注文が入り、相場を押し上げた。

 東証株価指数(TOPIX)は6・57ポイント高の2025・69。出来高は約9億5900万株。

 前日の米債券市場で長期金利の指標となる10年債利回りが低下し、ハイテク株主体の米ナスダック総合指数が反発した。25日の東京市場はこの流れを引き継ぎ、半導体関連の代表銘柄である東京エレクトロンなどが値上がりした。


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