警察学校生47人を謹慎処分 兵庫、未成年が飲酒や喫煙

兵庫県芦屋市の県警察学校=22日

 兵庫県芦屋市にある県警察学校で7月、未成年の初任科生が寮で飲酒や喫煙をしたとして、男女47人が2〜3カ月間の謹慎処分を受けていたことが22日、県警関係者への取材で分かった。地方公務員法の条件付き採用期間中で、階級はいずれも巡査。

 処分を受けたのは高卒枠採用の初任科生。全106人のうち、7月21〜24日に未成年の生徒33人が1〜5人ずつのグループで、寮の相部屋などで酒を一口から缶数本分飲んだほか、同11〜27日にはうち8人が喫煙もした。一緒にいた成人の生徒14人が未成年に酒やたばこを提供、容認していた。これらは成人の生徒が主にインターネットで購入していた。


  • LINEで送る