東京、大阪、25日時短解除 飲食店、沖縄も判断へ

東京・渋谷のスクランブル交差点を歩く人たち=21日午後

 東京都と大阪府は21日、新型コロナウイルス対策として飲食店に要請していた営業時間短縮を25日に解除すると決めた。沖縄県は当初予定通り11月1日の解除となった。全国で酒類提供などの制限がほぼ解消され、経済活動が本格的に再開される。コロナの流行「第5波」は急速に収まったが、飲食店を訪れる客で今後、人出が増えるとみられ、感染の再拡大防止策との両立が課題となる。

 飲食店への時短要請は22日に京都、兵庫両府県で解除され、25日に東京、大阪のほか、千葉、埼玉、神奈川各県で解除となる。東京、大阪の全域で解除されるのは、いずれも昨年11月以来、11カ月ぶり。


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