殺人未遂容疑で母親逮捕 鹿児島、乳幼児切り付け

 鹿児島県霧島市のアパートの一室で、住人の母親と女児、男の乳児の計3人が血を流して倒れていた事件で、県警は16日、子ども2人への殺人未遂容疑で30代の母親を逮捕した。「子育てに悩んでいた」と容疑を認めており、県警は無理心中を図ったとみている。

 逮捕容疑は同日午前6時40分ごろ、霧島市の自宅アパートの一室で、乳幼児2人の首付近を刃物で切り付け、殺害しようとした疑い。いずれも命に別条はない。母親は自身の首を切ったという。

 県警によると、一家は父親を含め4人暮らしで、当時家にいたのは母子3人だった。


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