コロナ、東京の救命救急なお影響 警戒レベル据え置き

 東京都は14日、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開いた。重症者数がピーク時の約7分の1に減少した一方で、専門家は「集中治療室(ICU)など重症用病床の使用が長期化し、救命救急医療体制に影響が残っている」と指摘。医療提供体制に関する4段階の警戒レベルを危険度の高い方から2番目に据え置いた。感染状況のレベルも高い方から3番目を維持した。

 都内の新規感染者数は直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数が13日時点で88・7人となり、8〜9月の感染拡大時から大幅に減少。480人の入院患者のうち重症者は43人となっている。


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