女性リーダー5人に各100万円 若者の政治参加やひとり親支援

「パブリックリソース財団」が設立した基金から奨励金の支給が決まった能條桃子さん(中央)、吉岡マコさん(右端)ら=14日、東京都渋谷区

 寄付事業などを手掛ける公益財団法人「パブリックリソース財団」(東京)は14日、さまざまな分野でリーダーを目指す女性を支えるために設立した基金から、若者の政治参加やシングルマザー支援に取り組む5人に100万円ずつ奨励金を支給すると発表した。

 受賞したのは、若者の政治参加を促す団体を立ち上げた能條桃子さん(23)や、シングルマザー支援に取り組む吉岡マコさん(48)ら5人。奨励金は活動費などに充てる。同日開かれた授与式で、能條さんは「私たち世代の選挙の候補者、政治家の男女割合は半々であってほしい」と語った。

 基金は今年、日本の男女格差の解消を目的に設立された。


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