2021年10月14日 18:18 | 無料公開
「パブリックリソース財団」が設立した基金から奨励金の支給が決まった能條桃子さん(中央)、吉岡マコさん(右端)ら=14日、東京都渋谷区
寄付事業などを手掛ける公益財団法人「パブリックリソース財団」(東京)は14日、さまざまな分野でリーダーを目指す女性を支えるために設立した基金から、若者の政治参加やシングルマザー支援に取り組む5人に100万円ずつ奨励金を支給すると発表した。
受賞したのは、若者の政治参加を促す団体を立ち上げた能條桃子さん(23)や、シングルマザー支援に取り組む吉岡マコさん(48)ら5人。奨励金は活動費などに充てる。同日開かれた授与式で、能條さんは「私たち世代の選挙の候補者、政治家の男女割合は半々であってほしい」と語った。
基金は今年、日本の男女格差の解消を目的に設立された。