ワクチン効果試算を訂正 京都大・西浦教授

 京都大の西浦博教授(感染症疫学)は14日、新型コロナウイルスのワクチンによる感染予防効果の試算結果を訂正した。13日の公表時は、接種によって3〜9月に約80万人の感染が回避され、死亡者数は約6400人少なく抑えられたとしていたが、それぞれ約65万人、約7200人と修正した。

 厚生労働省によると、西浦教授は計算に誤りがあったと説明している。試算結果は13日、厚労省に新型コロナ対策を助言する専門家組織の会合で示された。

 厚労省のホームページでは、訂正を反映した資料を掲載している。


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