宿泊施設108カ所で実証実験 GoTo再開へ、接種済証を活用

観光庁

 観光庁は13日、36都道府県のホテルや旅館計108カ所で、新型コロナウイルスワクチンの接種済証や、検査の陰性証明を使う宿泊旅行の実証実験を行うと発表した。観光支援事業「Go To トラベル」再開に向けた環境整備で、岸田文雄首相は13日の参院代表質問で「実証結果を踏まえ、接種証明や検査の活用による安全安心の確保を前提とした仕組みに抜本的に見直す」と述べた。

 実証実験は、感染対策と日常生活の両立を目指す「ワクチン・検査パッケージ」の一環。観光分野は、8日から旅行会社主催の団体ツアーで実験が始まっており、個人旅行などで使われる宿泊でも機能するかどうか検証する。


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