2021年10月13日 05:06 | 無料公開
2017年3月、埼玉県内の自宅で、介助者(右)と外出の準備をする見形信子さん(上原治雄さん提供)
重度の身体障害のある人が地域で介助者と自立生活を送る姿を写した写真展「在宅のまま最期まで生きる」が14日から25日まで、東京都内で開かれる。撮影した埼玉県ふじみ野市の写真家上原治雄さん(72)は「彼らの日常を知ってほしい」と話す。
被写体は、介助者の派遣を受け埼玉県内で暮らす3人。上原さんは、うち見形信子さん(52)と約8年前に出会い「施設や親元でなく、サポートを得ながら自分らしく地域で生き生きと暮らしたい」と願う見形さんらの姿に魅力を感じ、撮影を始めた。3人の食事や買い物といった日常生活を追った。
入場無料。会場はオリンパスギャラリー東京(新宿区)。