2021年9月28日 14:41 | 無料公開
ジョン・ヒンクリー元被告=2003年(AP=共同)
【ワシントン共同】米ワシントンの連邦地裁は27日、1981年に当時のレーガン大統領を銃撃して負傷させ、その後に心神喪失で無罪となったジョン・ヒンクリー元被告(66)に課せられていた行動制限について、安定した状態を保つことができれば来年6月に解除して自由の身とすることを認める判断を示した。米メディアが報じた。
ヒンクリー元被告は82年に無罪評決を受け、その後にワシントンの精神科病院に入院した。2016年に退院し、行動制限を課された上で南部バージニア州で母親と共に住んでいた。母親は今夏、死亡したという。