飛び降り死亡の高校生を書類送検 制止した男性を巻き込んだ疑い

 大阪府交野市の関西創価高で7月、同校3年の男子生徒=当時(17)=が校舎屋上から飛び降りて死亡し、制止を試みた工事作業員の男性も一緒に転落死した問題で、大阪府警は28日、男性を巻き込んだとして、重過失致死容疑で男子生徒を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 府警は、現場に居合わせた教員らの話から、飛び降りようとしている生徒に男性が背後から近づいた際、生徒が抵抗したことで一緒に転落した疑いがあるとみている。

 書類送検容疑は7月31日、制止しようとした田畑幸一さん=当時(54)=を巻き込んで約12m下のアスファルトに一緒に転落し、死亡させた疑い。


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