フランス大統領にゆで卵?投げる 視察中、極左運動家を拘束

27日、フランス南部リヨンでゆで卵とみられる物を投げ付けられるマクロン大統領のビデオ映像(LYONMAG.COM/AP=共同)

 【リヨン共同】フランスのマクロン大統領が27日、リヨンで飲食店業界の見本市を視察中、男にゆで卵とみられる物を投げ付けられた。肩に当たったが、けがはなかったとみられる。報道によると、男は極左の運動家とみられ、当局が直ちに拘束した。

 男は「革命万歳」と叫んでいた。マクロン氏は「言うことがあるなら、言いに来ればいい。私の方から会いに行ってもいい」と述べ、視察を続けた。

 視察中は、新型コロナ対策で閉店を強いられた飲食店への政府支援に対し、感謝する声もマクロン氏に多く寄せられていた。

 マクロン氏は今年6月、国内南部を視察中に政権に反対する男に顔を平手打ちされた。


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