消毒用アルコールを検知、JR西 ロッカーで漏れる

漏れた消毒用アルコールスプレーと同型のボトル

 27日朝に新岩国発新大阪行きの山陽新幹線こだま838号に乗務予定だった60代の男性運転士と30代の女性車掌の2人からアルコールが検知された事案について、JR西日本は27日、検知器が保管されているロッカーで漏れた消毒用アルコールが原因とみられると明らかにした。

 JR西によると、2人は26日夜に新岩国駅構内の宿泊所に泊まった。車掌が仮眠前に消毒用アルコールスプレーの入ったかばんをロッカーに入れた。2人が飲酒をしていないと説明したことや、車掌からかばん内でアルコールが漏れていたとの申告があったことなどから再現実験をしたところ、同じように検知器が反応したという。


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