ドイツ・ベルリン市長に初の女性 盗用疑惑で辞任の元閣僚

27日、社会民主党(SPD)の本部で報道陣を前に話すフランツィスカ・ギファイ氏(AP=共同)

 【ベルリン共同】ドイツ・ベルリン特別市(州と同格)で26日行われた議会選は、市選挙管理委員会によると、中道左派の社会民主党(SPD)が得票率21・4%で、2016年の前回選挙から0・1ポイント減らしたものの第1党を維持した。同党の市長候補、フランツィスカ・ギファイ氏(43)が同市初の女性市長に就任することが決まった。

 ギファイ氏は5月、過去に書いた博士論文で盗用疑惑を指摘されたことを受け、家族・女性相を辞任した。

 環境保護政党「緑の党」が得票率18・9%で3・7ポイント増やした。


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