女性権利保護へ妥協するな マララさん、国連で訴え

マララ・ユスフザイさん(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】2012年にイスラム過激派に銃撃され重傷を負ったノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさん(24)は24日、イスラム主義組織タリバンが暫定政権を樹立したアフガニスタンを巡り、女性の権利を守るため「妥協はできない」と述べ、国際社会は声を上げ続けるべきだと訴えた。

 国連総会一般討論に合わせて開かれたアフガンの女子教育に関するオンラインイベントで述べた。

 女子教育は「タリバンのような過激なイデオロギーを脅かすものだ」とマララさんは強調。「タリバンは女性や少女の声を恐れている」とも指摘した。


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