8月の消費者物価は横ばい 13カ月ぶりに下げ止まり

東京・原宿の竹下通りを歩く人たち=7月25日

 総務省が24日発表した8月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く)は、前年同月比で横ばいの99・8となった。物価は前月まで12カ月連続で下落していたが、13カ月ぶりに下げ止まった。

 エネルギー価格の上昇が寄与した。新型コロナウイルス感染症を受けた政府の観光支援事業「Go To トラベル」で、前年同月は宿泊料が大幅に下落しており、その影響がなくなったことも大きかった。

 生鮮食品とエネルギーを除いた指数は0・5%下落の99・3だった。


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