NY株一時500ドル超高 中国恒大への懸念後退

 【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸して始まり、前日からの上げ幅が一時500ドルを超えた。

 経営危機に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団が22日、人民元建て社債の利払いを実行すると発表した。デフォルト(債務不履行)への懸念が後退し、投資家のリスク回避姿勢が和らいで買いが先行した。

 午前10時現在は前日比417・07ドル高の3万4675・39ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は98・00ポイント高の1万4994・85。


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