ボーイング、豪軍向け無人機製造 米国以外に最終工場は初

ボーイングが開発中の無人機ドローン=オーストラリア南部サウスオーストラリア州(ボーイング提供・共同)

 【シドニー共同】米航空機大手ボーイングは22日、オーストラリア北東部クイーンズランド州トゥーンバでオーストラリア軍向けの軍事用の無人機ドローンを製造する計画を発表した。CNNテレビによると、ボーイングが米国以外で航空機の最終組立工場を建設するのは初。

 オーストラリアは米英の支援で原子力潜水艦を配備することを柱とした3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」創設を米国時間15日に発表したばかり。中国をにらんだ米豪の安全保障協力強化の一環といえそうだ。

 この無人機は「ロイヤルウイングマン」と呼ばれ、ボーイング現地法人によると2月に試験飛行を実施した。


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