トヨタ、11万台をリコール 緊急通報装置などに問題

トヨタ自動車本社=2020年4月、愛知県豊田市(共同通信社ヘリから)

 トヨタ自動車は22日、事故時の自動緊急通報装置などに問題があるとして「ヤリス」「ハリアー」「アルファード」やレクサスブランドの「RX300」など39車種計11万1842台(2021年4〜8月生産)をリコールすると国土交通省に届け出た。

 国交省によると、事故が起きた際に自動通報する装置の車載通信機器の制御プログラムが不適切で、緊急時に音声通話ができない場合がある。10万5221台が対象。

 また1万106台でハイブリッドシステムの制御プログラムに問題があり、シフト切り替え操作時に異常が誤検出されてシステムが停止し、走行不能になる恐れがある。


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