宝島社、広告でコロナ対策を批判 「自宅で見殺し」全国紙3紙に

全国紙3紙の22日付朝刊に掲載された宝島社の企業広告(同社提供)

 出版社の宝島社(東京)は22日、「国民は、自宅で見殺しにされようとしている。」と政府の新型コロナウイルス対策を批判する見開きの企業広告を、全国紙3紙の朝刊に掲載した。

 掲載したのは日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞の22日付朝刊。汚れて捨てられたようなクマのぬいぐるみの写真と共に「今も、ひとりで亡くなっている人がいる。怒りと悲しみでいっぱいになる。この国はいつから、こんなことになってしまったのか。」と訴え、医療現場が厳しい状況に追い込まれた対策の在り方に、疑問を投げ掛けた。

 宝島社は1998年から、社会的なメッセージを前面に出した新聞広告を掲載している。


  • LINEで送る