雪まつり、巨大雪像は中止 札幌、規模縮小で開催模索

 例年1月末〜2月に札幌市で開催される冬のイベント「さっぽろ雪まつり」で、同市などでつくる実行委員会は21日、会場となる市中心部の大通公園などで巨大な雪像を作る通常の開催を昨年に続いて中止すると発表した。新型コロナウイルス感染収束のめどが立たないため。

 実行委は代わりに雪像の規模を小さくしたり、昨年同様、オンラインで雪まつりの魅力や歴史を発信したりする方法を模索している。担当者は「小規模でもできる限り実際に開催したい。年内の早い段階で決定する」としている。

 2019年度は雪まつり開催期間中に国内外から約202万人が訪れた。


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