2021年9月19日 16:08 | 無料公開
19日、ソウル近郊の空港から米ニューヨークへ向け出発する韓国の文在寅大統領(右)(聯合=共同)
【ソウル共同】韓国の文在寅大統領は19日、国連総会参加のため米ニューヨークへ出発した。現地時間21日の一般討論演説で朝鮮半島の平和進展に向けた協力を国際社会に呼び掛ける見通し。今年は南北の国連同時加盟から30年の節目だが、最近も双方がミサイル発射実験を実施するなど対話局面は遠ざかっている。
19日は文氏が2018年、北朝鮮の平壌で金正恩朝鮮労働党総書記(当時・党委員長)と会談し軍事的敵対関係の解消に向けた取り組みや非核化を掲げた共同宣言を発表してから3年に当たる。
韓国側では当時、宣言が南北の緊張緩和につながると評価された。