ペルー、TPP発効 8カ国目、輸出増に期待

 【サンパウロ共同】南米ペルーで19日、環太平洋連携協定(TPP)が発効した。発効は8カ国目。7月14日に国会が批准を可決していた。ペルー政府は綿のTシャツやアボカド、乳製品などの輸出に弾みがつくと期待している。

 TPPは関税撤廃や、知的財産などの統一的ルールにより自由貿易を推進する枠組み。2018年3月に11カ国で署名し、日本、メキシコ、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリア、ベトナムの7カ国で発効済み。

 TPPには英国が今年2月に加入申請を行ったほか、中国も今月16日に加入を申請した。


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