巡査部長が拳銃自殺か、静岡県警 沼津署内、遺書見つからず

静岡県警本部

 18日午前11時45分ごろ、静岡県沼津市の沼津署内で、同署警務課警務係の男性巡査部長(45)が頭から血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。手元に拳銃があり、県警は拳銃自殺を図ったとみて、銃刀法違反容疑で調べる。県警によると、遺書は見つかっておらず、職場でのトラブルも確認されていない。

 県警によると、発砲音を聞いた署員が署1階のロッカールームで巡査部長が倒れているのを発見した。巡査部長は同日午前8時半から当直勤務で、拳銃を常時携帯する決まりになっている。

 県警の高橋誠首席監察官は「同種事案の再発防止に努める」と述べた。


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