抗体カクテル療法、週内にも開始 モデル事業、厚労相

 田村憲久厚生労働相は17日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐ抗体カクテル療法の患者宅での投与に関し、早ければ週内にもモデル事業を始めることを明らかにした。今後、全国展開していく考えを強調した。

 30日が期限となっている緊急事態宣言の解除については「病床などの体制も勘案しながら専門家が最終的に判断する」と説明。その上で「新規感染者の数は一定の割合で減っており、これをずっと維持できるかどうかを注視していきたい」と述べた。


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