北朝鮮が弾道ミサイル発射 2年ぶり日本EEZに、2発

北朝鮮の弾道ミサイルが日本の排他的経済水域内に落下したと推定されるとの分析結果を公表する岸防衛相(中央)=15日夜、防衛省

 北朝鮮は15日午後0時32分と同37分に、日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射した。日本政府が発表した。岸信夫防衛相は同日夜、いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したとの推定結果を明らかにした。日本のEEZへの落下は2019年10月以来。変則軌道で約750キロ飛行し、最高高度は約50キロだったとみられるという。航空機や船舶への被害はなかった。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射は3月25日以来で半年ぶり。北朝鮮は8月の米韓合同軍事演習に強く反発し、対抗措置を警告していた。軍事力を誇示して米韓をけん制する狙いがありそうだ。


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