2021年9月15日 20:17 | 無料公開
国内各地で米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンから浮遊物が見つかった問題で、同社の日本法人は15日、記者会見し、今月5日までに浮遊物が95本報告されていたことを明らかにした。いずれも成分が溶けずに残ったものと考えられ、安全性に問題はないとしている。
13日以降に各自治体が発表したロット番号「FF5357」のワクチン浮遊物については、現在成分などを調査中で速やかに公表するとしている。厚生労働省は調査結果を踏まえて必要な対応を行う。
同社担当者はワクチンの成分が集まって固まった可能性があるとした上で「ロットの品質に影響はないと判断している」と説明した。